久米池南遺跡

久米池南遺跡

久米池のほとりにある久米池南遺跡

https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/19603

久米池!遠くに見えるのが屋島です。

屋島から南に新田街道(県道30号線)を直進!

久米池は四角い形をした池なのですが、南東の端に「久米池南遺跡」が存在します。ちょうど上の写真の背中側にあります。

久米池南遺跡

鳥居があって階段があります。これを昇って振り向くと。。。▼こんな感じになります。

久米池南遺跡

▲先ほど見えていた鳥居の上部が見えます。その先は参道のようになっていてずっと奥まで脇に灯篭が並びます。

一番奥の緑色の屋根の社殿のようなところが「石清水八幡宮」です。ここからは見えませんがその左手には「久米寺」が存在します。「石清水八幡宮」の右手側(池寄り)には「神明殿」があります。結婚式も挙げれます。

久米池南遺跡

▲池の方を見ると祭壇のような遺構があります。

現在は採土により消失しているが、久米池の南側に標高50メートルほどの丘陵が所在し、その尾根上に弥生時代から古墳時代の遺跡が存在していた。

弥生時代には、複数の竪穴建物・堀立柱建物が築かれた。高所に所在する立地から「高地性集落」と呼ばれる。

また土壙墓(どごうぼ)と呼ばれる地面に直接墓穴を掘った墓も見つかっている。

立石土壙墓
エカシ・オトンプイ, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

特筆すべき遺物に、多量の鉄製品が挙げられる。
弥生時代の日本では製鉄技術が確立されておらず、鉄製品の素材は遠隔地との交流の中で入手したものであると考えられている。

高松平野で弥生時代に多量の鉄製品を保有していた集落は他に知られておらず、遺跡の特質をkんが得るうえで重要な資料である。

古墳時代前期には当遺跡の南に前方後円墳の高松市茶臼山古墳が築かれており、当遺跡を含む丘陵地帯一帯に集中的な墓地の形成が認められる。

そのご、古墳時代後期に入ると横穴式石室が築かれており、古墳時代を通じて墓域として利用されたことがうかがえる。

さぬき百景

さぬき百景 久米池

久米池南遺跡の看板を見終わって、階段を下りて、久米池沿いの久米寺に向かう道に「さぬき百景」の石柱があります。

桜の見える季節に行くと桜がお出迎えしてくれます。天気が良く風がなければ、波が穏やかになり逆さ屋島も見えます。

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