庵治町にある船隠し。大きく右にせり出しているのが屋島です。屋根のような形をしているのが特徴です。屋島の源氏の本営から見えないように水軍を隠したとされます。「船隠し」は「舟隠し」と書く場合もあるようです。このページでは「船隠し」で統一して説明していきます!
このページの内容です!
船隠しはいくつもある
屋島から兵船を見えないように隠す場所であったため、この辺一帯の岩場がせり出した陰が船隠しです。何艘(そう)もの船を隠したと言われています。
船隠しの看板が隠されている件
船隠しの看板を正面から見ると、草木に覆われています。もうじき隠れて見えなくなりそうです。
船隠しの説明が載った看板です。
読んでみると。。。
寿永二年(1183年)七月、木曽義仲の軍に敗れた平家は、幼帝安徳天皇を奉じて、ここ屋島周辺に陣を敷き勢力の回復をはかろうとしました。
そして平家は、この浦はもちろんのこと、久通、丸山、本浦、鎌野、大島、兜島など庵治浦全体を兵船の船だまりとして、海上からの源氏の攻撃に備えたと伝えられています。
特にこの浦は、南の小山の影になり、屋島の本営から見えないことから「船かくし」の地名が残っています。
船隠しへの行き方
船隠し 所在地:〒761-0130 香川県高松市庵治町新開 のあたり
「船隠しの看板」の前に「舟かくし」という名のバス停があります!
バスで行く場合
時刻表を見ると1時間に1本から2本です。少ない本数ですが、まあ不便はないと思います。ここ以外に見て回るところも売店もないので、海岸まで下りて写真撮って上がってくるだけなので1時間で十分です。ちょうどいい時間だと思います☆
ことでんバス利用:「ことでん八栗駅前」から乗って「舟かくし」で下車
バス以外だと。。。
船隠しへは車・バイク・チャリで行く
車、バイク、自転車、徒歩でしかこれません。最寄り駅はなく、一番近い鉄道が「ことでん八栗駅」になります。車の場合は香川県道36号高松牟礼線をひたすら北に真っ直ぐです。バス停の看板と道の膨らみが目印になると思います。
自転車で行く場合は八栗駅にレンタサイクルがあるのでそこで借りるといいと思います。電動アシスト付自転車です。これが付いていないと、とてもつらい旅になると思います。
城岬(しろばな)公園へ行こう!行き方!
公園名の入った石のオブジェ
城岬(しろばな)公園は芝生の公園です。石の町 庵治町だけあって、石のオブジェがいたるところにあります。公園の内外にあります!
恋人の聖地・純愛ロード
公園名の入った石のオブジェの近くにはこんなプレートが埋め込まれています。
気づかない人も多くいるので、見逃し注意です!
▲恋人の聖地のプレートは今ではこんな感じです。「桂由美」さんのお名前も見えます。設置した当初は金色のプレートでしたが2020年9月の写真では上のような感じになっています。
時の流れを感じますね。当時見た人はもう一回行ってみてはいかがでしょうか♪昔の思い出がよみがえるかも☆
城岬公園は「恋人の聖地」としても認定されています。全国に125カ所あるうちのひとつです。
公園の外周(南側)には。。。
純愛ロード遊歩道があり、石で出来たハートのモニュメントや映画の中で使われた愛のメッセージが刻まれた「映画のフィルム型の石板」も多数見ることが出来ます。
▲ハートのオブジェと一緒に海沿いに愛の言葉が刻まれた石板が並んでいます。
▲石板拡大
公園は駐車場もあり、恋人や家族で行けて、まったりできる場所になっています。
城岬公園は源平ロマン街道沿い
源平ロマン街道とは
「源平ロマン街道」は、日本風景街道に登録されていて、高松市屋島地区、牟礼地区、庵治地区の屋島ドライブウェイ、県道36号線、国道11号などを中心とし、屋島ドライブウェイから庵治半島を瀬戸内海沿いに巡り、道の駅「源平の里むれ」までを結ぶ、魅力あふれる街道になっています。
途中には石あかりロードもあります。
むれ源平石あかりロードも国土交通省の日本風景街道に登録されています。
城岬公園の近くはおおくの「世界の中心で愛を叫ぶ」の映画ロケ地だった場所があります。
ことでんバスで城岬公園に行く
住所:〒761-0130 香川県高松市庵治町6392−91
ことでんバス利用:八栗駅前発、新開で下車。徒歩4 分
近くのホテル・旅館
庵治観光ホテル 海のやどり
住所:〒761-0130 香川県高松市庵治町5494
もう40年以上のことですが、船隠の旅館船隠へ宿泊したことがあります。
今は名称が変わっているのでしょうか?それとも廃業されたのでしょうか?
コメントありがとうございます!
たぶんですがコロナ禍前にはすでに営業していなかった気がします。。。
見晴らしのよい高台の宿だっただけに残念です。。。
[…] この道は「源平ロマン街道」の一部でもあります。(源平ロマン街道の記載のある記事) […]