今回は屋島のドラッグストア横にある義経鞍掛松を紹介!源平合戦古戦場巡りをしている方の観光ガイドとしてもご活用ください☆
このページの内容です!
2019年から目立つようになった義経鞍掛松(よしつねくらかけまつ)
義経鞍掛松(よしつねくらかけまつ)または義経 鞍掛の松と呼ばれています。
この場所は屋島の旧国道を目の前にした、ひっそりとした場所にあります。
元々は松林であったと思われます。そのあと、住宅街になって埋もれていったようです。
しかし、2019年に旧国道沿いにドラッグストアが出来、義経鞍掛松の前が一気に開けました!
ドラッグストアの駐車場から見た義経鞍掛松の背面。白いフェンスで覆われた部分です。
屋島に住んでいる方でも、こんなところに源平合戦古戦場の史跡があったとは思わなかったようで、ドラッグストアが出来てから気が付いた方もいるようです。
なかには、史跡らしいということしか分かっていない人も多いと思います。
義経鞍掛松(よしつねくらかけまつ)について
義経鞍掛松の由来
源平合戦の折、兵馬を戦力とし、阿波(現在の徳島県)に上陸した源義経は、平家の桜間城を攻略すると、さらに讃岐の拠点である屋島へ兵馬を進めました。そして屋島が見えるこの場所で兵馬を休ませ整えて、計略によって大軍と見せかけて、そのまま一気に屋島を落としました。
義経が鞍を松に掛けて、休んだ場所がこの場所です。「鞍」とは、馬の背中に置いて人が座る場所。安定して乗るための道具です。
その鞍をココの松の木に掛けたという場所ですね。
松は、見た感じ、細くてまだ若い感じがします。樹齢にして30年もたっていないと思われます。多分地元の人が何代も植え替え続けているのではないでしょうか。
そしてこの場所は、常にお掃除をされているようです。落ち葉などが片づけられ、掃き掃除をしたような跡が地面に残っています。素敵です♪
義経鞍掛松の横に立っているお堂は鞍掛地蔵尊
隣のお堂は鞍掛地蔵尊です。いくつも絵馬が吊るされていました。
義経鞍掛の松の伝説 説明板
敷地内に高松観光協会の説明板が立っています。
説明板を読んでみると。。。
源義経鞍掛の松の伝説
寿永四年(1185)2月平家追討の命をうけた九郎判官義経は、源氏の精鋭を率いて阿波の勝浦から大坂峠を越えて讃岐に入り、屋島を望むこの地で人馬を整え、平家の陣を攻めたと伝えられています。
その時大将義経がこの松に鞍をかけ休息したといわれています。
高松市 高松観光協会
下半分は英語版になっているようです。全く訳せませんが。。。
書き始めを見る限り、日本語版と同じことが書かれてるようです♪
義経鞍掛松 歌碑
松の横に石碑が立っています。この歌碑に、何と書いてあるのかというと。。。
以下のようなことが書かれております。悠久の時間を感じる歌です。
義経鞍掛松歌碑
勇将のその名と共に千代かけて 今にのこれる鞍掛の松
「木田郡誌より」 2003年3月建立
義経鞍掛の松(源平古戦場)への行き方
住所:〒761-0104 香川県高松市高松町
JR屋島駅の近くにあります。駅を出て真っ直ぐ北に歩いていけば、突き当りが自転車屋さんがある三叉路です。ここで大通りに出ます。左手側にドラッグストアが見ます。
駐車場の中で白いフェンスに囲まれた場所がすぐに見つかると思います。
JR屋島駅から徒歩3分弱です。
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