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庵治町 創造の森とは
全国市町村の森サミット開催記念に造られた森林公園。
▲石碑には何が書いてあるのか読めませんでした。誰が書いたのかなど説明板もない。。。
創造の森の案内板MAP
この園内には「野鳥の森」、「憩いの森」、「四季の森」の3つの森が整備され、海の景色と森の両方を見ることができます。近くには平家ゆかりの舟隠しがあり、すぐ近くまで海岸続きで散策できます。ちょうど屋島から見えない位置にあたります。船を隠すには格好の場所というのがここに来てよく分かります。
この森は高低差も少ないので幅広い年齢層の方が利用できます。散策・散歩におすすめの場所です。
駐車場
とりあえず先ほどの石碑や案内板がある前が第一駐車場のようです。何の線も引いていなくて、駐車可能の表示もありませんが3台駐車を想定している場所だそうです。少し分かりにくいなあと感じました。
第二駐車場はここに来る前(高松方面から)の坂の登り口の左側の道に入っていったところの突き当りです。川みたいなところにあたります。トンネルがある道も見つけられると思います。上の案内板の右上の方に「駐車場」を見つけることができると思います。
入口
▲車両、バイクは乗り入れ禁止です。四季の森から始まります。
トイレ
最初にトイレがあります。ここだけなので、最初に済ませておきましょう。
四季の森
四季折々の植物をめでることができます。季節ごとに訪れてその季節の草花を観察するのにも最適です。
森の中には木の名前が掲げられたところがあります。何の木・樹なのか分かりやすくなっています。森林内にはこのようなプラカードが100枚あるそうです。しかし実際には、何枚も紛失・脱落しているようで、、、数は少なくなっています。
森林の様子
樹木にはいろいろな分け方があります。ツバキやヒサカキなどの一年中緑の葉をつけた常緑樹の仲間と、コナラやサクラなどの寒くなると葉を落とす落葉樹の仲間に分けることができます。
また、マツやヤマナシなどの幼児期に光がよく当たらないと生育出来ない陽樹の仲間と、ヒノキやツブラジイなどの光が当たりすぎると生育できない陰樹の仲間にも分けることができます。
そしてまた、その樹形からクスノキやスギなどの大きく成長することのできる高木(幹立ち)の仲間と、ツツジやグミなどの数メートルにしか成長できない低木(株立ち)の仲間、アケビやノブドウなどのつる性植物の仲間にも分けることができます。
森林の中の様子をよく見るとこれらの樹木が入り混じってひとつの森林を形成しているのが分かります。
分岐点
途中の休憩所
ここが「憩いの森」と「野鳥の森」のスタート地点になります。
最初の休憩所です。分かれ道です。真っすぐが順路で「憩いの森」に繋がります。右に行くと野鳥の森です。今回は野鳥の森に入っていきます。
野鳥の森
展望台
ここがたぶん地番高い場所です。ここまで来ると相当数の野鳥に出会えます。トンビ、メジロ、ヒヨドリ、などなど。季節によっても異なります。鳥のさえずりをたくさん聞くことができます。
展望台にある説明版
魚見台
▲魚見台の石垣(石積み)
魚見台からの景色
遠くにトンビも気持ちよさそうに飛んでいます。
展望台を降りて海岸へ
展望台を降りていきます。少し急なので注意!冬は落ち葉もあるので滑らないようにね。
鬼石(古丁場)
▲谷のようになっています。
船がくしの南の山に大きい石があった。畳が何枚も敷けるような石で、三・四段重なり合っていたから、石の上に登ることも難しかった。
「あそこは鬼がおるけん行ったらあかん」と言われていたんで昔から誰も行くもんはなかった。
文化11年(西暦1814年)8月24日 屋島に東照権現さんの造営が始まったころ、「そんな大きい石なら切って出せ」ということで、鬼石はなくなり、それから鬼石にも丁場もできた。ここで採石したものは”米はかり”の浜から運んだ。
▲逆順路で歩いてきたので、進行方向と逆を示す、この標識に出会いました。
船かくしの海岸
船隠しの海岸がキレイ
▲今はありませんが昔は、左側の石積みの様な場所の上には木造の見張り小屋のようなものが建っていました。そして真ん中の岩が横並びになっているところの少し出っ張ったところには昔は灯篭が建っていました。簡単な灯台の役割をしていたのかな?
終点・入口
▲ここまで来ると終点です。船かくし側からの入り口になります。ここの案内板には「現在地」が左上の「船かくし」のところに表示されています。
▲それではここから逆戻りして再度、森に入ります。
憩いの森
▲森に入ると野鳥の森です。今まで通ってきた森です。ここを矢印の方向(右)に進むと憩いの森です。
日本国内で記録されている野鳥は約500種類です。
このうち庵治町周辺では、約130種類が観察されていますが、山間部で60種、この付近の水辺、海岸部では約70種です。野鳥は、一年中ほぼ一定の地域に住んでいる留鳥の仲間や夏に日本にやってきてひなを育てる夏鳥の仲間、秋に日本にやってきて冬を越す冬鳥の仲間があって、季節により違った種類の鳥を見ることができます。
警戒心が強く、動きが素早いので、野鳥を見つけるには最新の注意が必要です。また、鳥をおびやかすことなく観察するというマナーを守りましょう。
▲憩いの森の休憩所
コメはかり
源平合戦のころ、平家の兵船に米をはかり分けたところだといわれている。
讃岐は米どころであるため、この地域から米を集めれば数千、数万といわれた平家一族を養うのに不自由はない。
その米がこの浦に集められて、浦々島々に散らばって待機していた軍兵たちに配給されたと思われる。
創造の森一周完了!
先ほどの「米はかり」を過ぎて進み続けると一番最初の分岐点(スタート地点)に戻ってきます。
お疲れさまでした!
庵治町 野鳥の森(創造の森)の地図(Googleマップ)
庵治町 創造の森 データ
[設]あずま屋とトイレあり
[住]高松市庵治町155-7
[TEL]087-839-2422(農林水産課)